“実大三次元震動破壊実験施設E-ディフェンス&実験映像を紹介”

  当協会では、FRPの用途拡大の可能性を模索し、その活動の一つとして研究会をこれまで21回開催してきました。研究会はテーマ関連場所の見学と講演の組合せで行ってきましたが、2020年度は、種々候補地の企画・検討をしたものの、新型コロナウィルス感染拡大により、一度も実行できていません。そこで従来と形を変えて、関心テーマの情報を、映像を使って発信できないかと考えました。

  今回は、土木・建築分野をテーマに、兵庫県にあります防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター様にご協力頂き、実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)にスポットを当て、施設の紹介動画や公開実験映像をご紹介致します。

E-ディフェンス写真:兵庫耐震工学研究センターのHPより)

   E-ディフェンス

1995年の兵庫県南部地震を契機にビル、木造家屋、橋、道路、港湾などの構造物の破壊過程を研究する実験施設として2005年に建設されました。

  実大三次元震動破壊実験施設E-ディフェンスはその名の通り、実大規模の建物(戸建2棟分、中層建物もそのまま)などに兵庫県南部地震クラスの地震の揺れを前後・左右・上下の三次元に直接与えることで、その揺れや損傷、崩壊の過程を詳細に検討できるのが特徴です。E-ディフェンスは構造物の耐震性向上に関わる研究開発と実践を促進する「究極の検証」手段として役立っています。

下のこちらをクリックして動画をご覧下さい。

E-ディフェンスの紹介動画「地震に強い社会をめざして」は☛ こちら

◆防災科研の公式YouTubeチャンネルにある動画のご紹介

  兵庫県南部地震や東日本大地震規模の揺れを再現し、建物の応答特性や短周期、長周期の震動に対する耐震構造と免震構造への影響の違いなどを検証しています。

以下に実験動画を7件紹介します。(題名をクリックして動画をご覧ください)

  1. 「日米共同実験による免震技術評価実験」
  2. 「在来木造住宅震動台実験」
  3. 「コンクリート系建物の震動台実験(修正版)」
  4. 「長周期地震動に関する震動台実験(2009年9月)」
  5. 「長周期地震動に関する震動台実験「リビング編」」
  6. 「長周期地震動に関する震動台実験「オフィス編」」
  7. 「長周期地震動に関する震動台実験「会議室編」」

◆公開実験映像(No.1~No.37、37回分)

 過去に行われた震動実験がすべて公開されており、大震災規模の揺れに対する建物の破壊の検証や液状化現象の再現の実験映像が見られます。例えばNo.17、No.18、No.26映像では繊維強化された橋脚の高い耐震性が確認されました。

下のこちらをクリックして動画をご覧下さい。

公開実験映像は☛ こちら

ぜひご視聴下さい。